八重山遠征2018秋7日目
10月26日
7日目とうとうこの日で西表島ともお別れです。この日は早めに起床し採集へ。
botさんはチョウを採っている最中自分は水溜りを物色
チャイロチビゲンゴロウ
タマケシゲンゴロウらが採集出来ました。
こんな感じで西表島での採集は終了です。
後は帰、、、のではなくEXステージ的なノリで波照間島へ
西表波照間間のチケット 行くぜ波照間!
どうでもいいけどこれ美味しい
ありがとう西表島。また来るぜ!
30、40分船に揺られて波照間島に到着。船はガラガラなのかななどと思っていましたがかなり混んでいました。
今回泊まった宿は港から近い西浜壮です。
おじいが建てた建物だそうです。
西浜壮では自転車が借りられるので早速自転車を借りまずは昼食を摂るために集落方面へ
botさんと自転車
昼食を摂った後は各自分かれて行動。
いやーなんというかのんびりしていて良い場所です。
そしてここに来ました
日本南端の碑 それにしても長野からずいぶん遠くまで来たなぁ(後でグーグルマップで自宅からどれぐらい離れているか見てみると1919km離れていたようです。きたねえ)。エモンショナル
とらの口
島の南部を堪能したところで集落方面へ移動。
道中タイワンヒメシジミがいたので採集しました。
あと牛糞が落ちていたのでいじりました。近くを通った人の視線が痛かったです、、、
育てよう土われらの力で
集落の売店で夕飯を買い宿で夕食。商店で購入した白身の刺身がおいしかったです。
夕食も食べ一休みしたところで夜の海へ行ってみました。
ワモンゴキブリ 西表ではあまり見なかったのですがこちらではよく見られました。
なんかいないかなと岸から海を覗いているとダツちっくな魚がいました。
すぐに逃げるのかなと思っていたのですが案外逃げないものでしばらく沿岸を泳いだ後沖の方に行ってしまいました。しかしあんな魚が飛んで来たらと思うと怖いものがありますね。
ダツと別れた後青いくねくねしたものがみえました。「海蛇じゃん!」
注意しながら網へ。うおーすげー本当に海にヘビっているんだなあなんて思いました。
興奮しながら写真撮影 どうやらヒロオウミヘビという種のようです。
見るからに泳げそうな尾の形です
しばらく観察した後海に帰っていきました。ありがとなー
ウミヘビを見たことで満足しこの日の活動は終了。宿へ戻りました。
宿で特筆するような出来事というとbotさんがシャワーを浴びる場所でゴキさんと戦ったことですかね。これにて7日目終了。
八重山遠征2018秋6日目
10月25日
遠征も6日目になり西表で一日行動できるのもこの日が最後。そんなんですが昼頃に起きて商店へ。
パワーギア チバリヨ― まあおいC
そんな感じで買い物をした後採集地へ。
botさんはチョウを採集されていましたが、自分は落ち葉めくっていました。リュウキュウセスジゲンゴロウが出てきたぐらいでした。
マルバネルリマダラを採集したbotさん 結構木の高い位置に飛んでいるようで自分の持ってきた網の柄が役に立ってよかったです。
移動し散策。
住吉開拓団上陸の地とのこと
この後キムラグモ(イリオモテキムラグモ)を見ようとなりbotさんが前に見たという場所へ。結果からいうとキムラグモ0人
とりあえず近くにいたサキシマキノボリトカゲと戯れました。
お前怪獣かよ。かっこよすぎ
キノボリ君と戯れた後近くで光沢があるものを発見したので拾ってみると
ヨツモンオオアオコメツキやんけ しかし死体、、、無念。いつか生きている姿を見てみたいものです。与那国バージョンのノブオも見たい。あーヨナグニいきてー
この日は昼の採集を早めに切り上げ某施設へ
バーン。西表野生生物保護センター
イリオモテヤマネコを中心に島の生き物などについての展示がなされていました。
イリオモテヤマネコの剥製
骨格についての解説。
いい感じのポスター
閉館時間ぎりぎりまでいた後宿へ。宿で休んだ後山へ
途中毎日のように見ていたにもかかわらず撮っていなかった金色のヤマネコ像を撮影。
そんな感じで山に到着
散策していきます。早速出迎えてくれたのは
名人 夜間に山に行くと毎晩出会えました。このサキシマハブがいるところを登ろうとしていたので危うく踏むところでした。気を付けなければ、、、
沢沿いをあるいていて水の中にいるゴキブリに気が付きました。
ヤエヤママダラゴキブリの幼虫なのかな?
ヒメアマガエル 以前久米島で見た以来です。かわいい
まあ結局この日は沢の先の目的地に行くことが出来ず適当に近くを歩いて終了。帰りに街灯を見たりして帰りました。これにて西表島の夜間採集は終了。
八重山遠征2018秋5日目
10月24日
この日の午前中はbotさんと別れて別行動。自分は川に行きました。
脇道から川に降りウエダーを履き川を遡上
今まで体験したことのない雰囲気の川です。いやー南の島という感じでいい。たびたび思い出して一人ニヤニヤできます。はい。
暫く上っていくと良さげな瀬が目に入りました。
「オオほーこれはヒメドロいるんじゃないか」と嬉々として網を水にいれガサゴソしていきます。「オオーいるよー」 ←実際独り言多かったです、、、ヤエヤマツヤドロムシが多数網にはいるなかたまに異なるものが入りました。
アマミミゾドロムシ近似種 「オオ!ぎょぶる特別編集 西表島自然観で見たやつだ!(進○ゼミ風)」黄色い筋が入ってて美しい。よいです。
非常に特徴を捉えていない写真「おお!でかい!」ヤエヤマアシナガミゾドロムシかヨナグニアシナガドロムシだろうということで帰宅後調べるとヤエヤマアシナガミゾドロムシでした。
ここでは他にサトウナガアシドロムシ、アリタツヤドロムシが採集できました。アリタツヤドロムシとヤエヤマツヤドロムシは採集中「サイズ違うツヤドロムシっぽいのがおるな。多分2種類いるだろう。」と思っていたら案の定そうでした。
こんな感じでヒメドロを満喫したあとbotさんと合流し島の南部へ観光へ。
ヤマネコ発見の地 遠足に来た学生の方々が生け捕りにしたそうです。
ちなみに発見の地は浜の入口にあります。
なんか曲がってるし、下に落ちてる。
砂浜 とりあえずパノラマ撮影機能を使いましたが使用するタイミングなのかは知らんです。
綺麗なところです。有名な観光地のようでぼちぼち人がいましたね。
海を見ながら昼食(島豆腐)を食べ次なる場所へ。botさんがタイワンヒメシジミを捕りたいとのことだったのでその食草であるタヌキノコマツナギを探しました。途中ヤギと記念撮影に応じてくれたbotさんありがとうございます。
しばらくうろついていると発見しました。
タヌキノコマツナギ ホーこれが食草なのか
食草の回りをうろうろするとチョウの姿が
タイワンヒメシジミ 日本最小級のチョウだそうです。本来は迷蝶だったそうですが現在では継続的に発生しているようです。うむ小さい。
こやつを採集後宿に戻り夜に備えてしばしば休息。
この日の夜は山に行きました。
途中地上3m程の所で樹液が出ている樹がありそこを見ると
サキシマヒラタクワガタ うむかっこいい
しばらく歩いていると因縁のかたが
ヤエヤマクロギリス うおー目の前におるじゃん。お前に会いたかったんだよ。早速ゲットとなる予定でしたが逃げテンションがた落ちかと思われましたがこの木には2匹付いておりもう一匹はガッチリキャッチ(まあガッチリ過ぎたらつぶれるのだが、、、)
ウヒョーウレシー
この後はるんるんで歩いていきます。
ヒメマルゴキブリでしょうか?ダンゴムシみたいなゴキブリです。
アトホシヒラタマメゲンゴロウ うむ、ぶれとる
水辺ということもありでかいやつも
モクズガニ でかい
オオウナギ こやつもでかい
とまあ軽く紹介でこの日は終了。
まあこの夜最大のイベントとしては帰りの車でbotさんがケモノフレンズのop(筆者は未視聴)を歌ってくれたことですかねはい。
八重山遠征2018秋4日目
10月23日
朝(昼にかなり近いが)起きて共同売店へ。
今まで書いていませんでしたが毎日来てます。
売店で昼御飯を購入後ポイントTriad Primus(デレマスのユニットです。わからない人は調べてどうぞ)へ。
ここは主にチョウのポイントだそうです。とりあえず見たものを
ムラサキオオクモバチ 日本産有剣ハチ類図鑑ではこの和名が使用されていましたがシランオオベッコウという和名もあるようです。ここで初めて見た訳ではなくたびたび見られました。それにしても美しい蜂です。
道端にあった倒木をどかすとサソリモドキの小さいやつ
そんなことをしているうちにbotさんはチョウを捕られていました。
トラプリを後にし観光がてら海へ
砂浜には高速で移動するカニなどがいて見ていて面白かったです。
これはミナミトビハゼなのだろうか?
海を後にし田園地帯へ。田園風景すてきな野菜もとーれるホーサクホーサク
トリミングした画像
この田んぼではシャープツブゲンゴロウやらアマミチビやらウスイロシマ、コガタガムシなどの南西諸島でよく見られる種類の虫が捕れました。初南西諸島の自分にとっては十分楽しめました。
うむ、やはり長い
この日は最後にbotさんが捕りたいと言っていたなんちゃらセセリ(名前忘れましたというかセセリかどうか怪しい)を狙いに。
近くに細流があったので自分はヒメドロ採集。
瀬みたいな所をガサゴソ漁ると
とりあえず捕れました。ウレシー。
アリタツヤドロムシ とった当時はこれが個体数が多いというヤエヤマツヤドロムシなのかと一人で納得していたのですが、帰宅後原色日本甲虫図鑑を見るとこの場所でとった個体はすべて本種でした。
自分は満足し拠点に戻るとすでにbotさんはもどられており、お目当てのチョウは捕れたようです。
この日の昼こんな感じで終了し宿へ。夕飯やら食べたあと少し採集へ
来たのは海
海面を泳いでいるものを掬うととれたのはこれ
シロウミアメンボ 沿岸性の方です。海に来ることがほとんどない筆者はウレシー。5匹ほど捕ってこの日は終了。
宿で雑談をしてこの日は早めに就寝。とまあこんな日でした。
八重山遠征2018秋3日目
10月22日
この日は早め(当社比)に起きて林道へ。
網越しのハグルマノメイガ よくいるやつだそうです。なかなか良い模様をしてます(何様)
林道の奥に向かう途中チョウ集まっている花があったのでしばしそこで採集。
ツマムラサキマダラ 今回はちゃんと採集。採集し弄っていると
初見だったためヘアペンシルとやらが出てきてびびってしまいました。コレヤバイネ
林道の途中ちょっとした水溜まりがあったので網でガサゴソすると
オオイチモンジシマゲンゴロウ(旧リュウキュウオオイチモンジシマゲンゴロウワメイナガイネ)やんけ!ギザウレシス。このあと一掬いに2引きほどのペース採れる別の水溜まりがありテンションバリMAXになりましたよ。ここでは他にオキナワイトアメンボやらウスイロシマゲンゴロウが確認できました。
ありがとう水溜まり
水溜まりを後にし夜に備えて一旦宿へ。
宿の近くでみたヤエヤマセマルハコガメ こんな人里近くにいるとは、、、
宿で少し休み夜の部へ
早速、、、
羽生さん今晩は。初日に見た個体とは違い模様の綺麗な個体でした。モットチカヅイテシャシントリタイケドコワイネ
立ち枯れをみると
おおこいつがケマイマイとか言うやつか!ネットで軽く調べた程度なのですがクロイワオオケマイマイという方なのでしょうか。それにしても凄い殻だ。
その後しばらく山を歩いていると
おいこいつヤエヤマクロギリスじゃないか!ほしかったやつだよ!ウレシー
こんな感じで写真を撮りいざ捕獲、、、
逃げられました、、、
暫く辺りを探しましたが居ねえわ。悲C
少し気を落とし歩いていると倒木ヤエさん
立派な縦角が出ててかっこいい
失われしヤエヤマクロギリスを再度見つけるべくうろを覗こうとすると
あっ、、、ちゃんと気づくことが出来て良かったです、、、
結局この日はクロギリスは見つからなかったとさちゃんちゃん
オマケ
この晩かどうかは定かではありませんがbotさんがデレマスの二宮飛鳥を知っていて驚きました。